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製造者ストーリーインタビュー Vol.004

1978 年創業の黒毛和牛専門店。
肉の達人の目利きから生まれる
至高のハンバーグ

創業46年の銘店

有限会社 聖/ 黒毛和牛専門店 聖

1978 年「ステーキハウス聖」OPEN。現在は弁当・オードブルのテイクアウト店を営業中。冷凍ハンバーグを中心に、ふるさと納税やオンラインショップでも人気。

兵庫県加古郡稲美町。その名の通り稲穂が美しい風景が広がる、人口約3万人のまちです。このまちで長年に渡って唯一無二の人気を誇り、今や全国でも知られる名店が「黒毛和牛専門店 聖(ひじり)」。
稲美町近隣では米栽培をはじめ、神戸牛・黒毛和牛を生産する畜産農家や肉加工会社、養鶏場、じゃがいも農家など、多くの農産物・特産品が生産されています。「聖」は、近隣農家から調達した食材を中心にハンバーグやコロッケなど、オンラインショップでも話題の商品を発信しています。それらは、稲美町ふるさと納税返礼品としても取り扱われており、返礼品数で数年に渡り連続1位を獲得しているほどです。

この地で「黒毛和牛専門店」を始めて約50 年、すべての肉の仕入れに携わるのは代表・田中昭彦さん。その経験値から「品質がよいかどうか」を瞬時に判断し仕入れることで、味にも絶対の信頼を寄せられています。
この間、阪神淡路大震災や米不足、狂牛病、コロナ禍など、さまざまな苦難がありました。その苦難を乗り越え、現在も人気店として継続しているのには、代表・田中さんのアイディアと経験、そして「美味しいお肉を安価で食べてもらいたい」という企業努力がありました。

黒毛和牛専門店 聖( ひじり) 代表

田中昭彦

1953年10月30日生

兵庫県出身。実家が米農家であったことから「食品を扱う仕事がしたい」と畜産科のある農業高校へ進学。卒業後は東京・大阪・神戸の数々の飲食店で経験を重ね、北海道でムツゴロウ氏に従事していたことも。1978 年「黒毛和牛専門店 聖」をオープン。

今回、冷凍食品のマーケットプレイスFoodStock(フードストック)に掲載されている商品紹介は、兵庫県稲美町にある「黒毛和牛専門店 聖」。
創業は1978 年。ステーキ専門店からスタートし、肉の仕入れセンスにも定評のある田中昭彦代表に、商品に対する思いやこだわりをお聞きしました。

はじまりはステーキ専門店。
そこで培った肉の目利きが人気商品の誕生へ

1978 年、神戸牛を扱うステーキ専門店をオープン。当時はまだ「ステーキ」というものに耳なじみも少なかった時代です。なんと開業時、田中社長は20 歳代前半。東京・大阪などの有名レストランで働き、社会で
活躍する多くの人々との出会いを経たことで「地元に帰って自分で起業しよう」
という思いにつながったそうです。そこで「肉が好きだから肉専門店に」と、開業。

「自由奔放だったんですよ」と当時を振り返る田中社長。オープンに至るまでは「とにかく〝焼いて食べて〟の繰り返しでした。見た目よりも、溶ける温度、サラっとした脂にこだわりましたね」と、田中社長が多くの有名店で触れて食してきた経験値から、自分が納得がいくものにこだわったそうです。その過程はすべて一人でおこなってきたというから、田中社長のバイタリティに驚きです。

黒毛和牛 聖 土山本店。現在は弁当・オードブル等のテイクアウト・宅配を中心に、お取り寄せ通販にも力を入れている名店。

贈答用に人気!黒毛和牛100% の手ごねハンバーグは
稲美町ふるさと納税返礼品6年連続1位に君臨

肉質の良さを極める田中社長。ステーキで使用する黒毛和牛肉からハンバーグに適した部位を選別し、ミンチにしています。現在使用しているのは「姫路和牛」。さまざまな要件をクリアし、肉質等級上位の黒毛和種のみが名乗れるブランド牛で、品質の良さに田中社長はほれ込んだのだとか。

自宅でこんなに本格的なハンバーグをいただける時代に感謝。(付け合わせの野菜は含まれません)

その上質なミンチに加えるのは、淡路島産たまねぎ、卵は田中社長の出身地でもある三木市の養鶏場から仕入れたもの。
「地域に根付いたハンバーグですね」と訊ねてみたところ、「地元産にこだわっているわけではなく、私は品質の良いものをいかに低価格でお客様に提供できるかを考えています。そうしたら、たまたま地元の食材になったんですよ」と田中社長。
品質が生み出す「美味」を追究する思いが偶然、地元食材につながった…というわけです。

さて、そのハンバーグですが、稲美町ふるさと納税の返礼品としても選出され、6年連続一位に君臨するほどの人気商品です。目利きの達人が選んだ黒毛和牛100%。それらを職人さんたちの手でこねています。

この肉汁がたまりません!手ごねのため、肉質を損なうことなくふんわりジューシーな仕上がりに。実際に購入した方のレビューも高く、「柔らかくて美味しい!」「ふわふわしてて柔らかい!」と、その柔らかさにも定評があります。また、すじ肉など色々な部位も入っているのでお肉の食感も存分に味わえます。
これは、46 年前の創業時からのレシピのままなんだそうです。

ひとつひとつ手ごねし、丁寧に焼き上げられたハンバーグを瞬間冷凍に。レストランの味をそのまま、しかも気軽に楽しめます。
手作りソースは「和風ソース」「ミートソース」「デミグラスソース」の3種類。ハンバーグを焼き上げる鉄板は特注。厚みが5cmもあるので仕上がりにも差が出ます。

そして、人気の理由は調理の手軽さにも。ひとつひとつ丁寧に焼き上げられたハンバーグとソースが一緒に真空パックされているので、届いたら湯せんで温めるだけでOK。
ご自宅用はもちろん、贈答用にオーダーされる人も多いんだそう。

木箱入りのギフト用もあります。

黒毛和牛たっぷり!手のひらサイズのコロッケも
すべて手作業の人気商品

冷凍のままレンジでチンするだけで食卓に並べられるコロッケ「ジャンボプライムコロッケ」も人気商品。
1個150g もあるビッグな手のひらサイズです。なんと中身の約30% がお肉!!!黒毛和牛の旨みと甘みが詰まっていて、食べごたえも満足度も◎!
コロッケに使用するじゃがいもはアンデスレッド。ホクホクとして甘みもあるのが特徴の品種です。5~6月に収穫されたじゃがいもを熟成庫で寝かせたあとに使用しているんだそう。

田中社長の友人がこのコロッケのために畑で一から作ってくれているそうです。「アンデスレッド」は有名店のコロッケでも使用されている品種なんだとか。じゃがいも、玉ねぎは1個ずつ丁寧に洗っていきます。

田中社長は「コロッケは形を作るのが難しいんです。そこで、開店当初に作ってあったハンバーグを作るための型をコロッケ製造に利用しています。だから大きくなったんですよ」とのこと。
これだけ大きいと、夕食のおかずに一人1個でも充分ですよね。

玉ねぎはマーガリンで炒めることで全体にコクが生まれるんだそう。
すべて職人による手作業。成型したコロッケはいったん瞬間冷凍で整えてから揚げていきます。

人気のローストビーフから派生した
A5 黒毛和牛のボイルすじ肉

「聖」の一番人気はA5 の黒毛和牛を使用した「黒毛和牛ローストビーフ」。そのローストビーフを成形するときにできる牛すじをボイル・真空パックしたのがこちら「A5 黒毛和牛ボイル筋」です。一般的には流通しないレベルのすじ肉とあって、リピーターも多いそうです。
いいお肉をプロの技で仕上げてくれているので、そのまま酒の肴にするもよし、おでんに、牛すじカレーにと、プレミア感いっぱいの牛すじがあるだけで食事の時間の楽しみも広がります。

冷凍食品にこめた思い

「ステーキ店をオープンした当初は、立地が不便だったため集客に苦労しました」と田中社長。現在の実店舗はお弁当の販売などテイクアウト専門店として運営、冷凍ハンバーグを始めたのは比較的早かったとのこと。
「インターネットで販売することで、顔の見えない全国の人たちが評価してくれます。場所は関係なく味で勝負できる」
その思いが全国のたくさんの人たちの手元に届き、いまの高評価につながっています。

「うちは大手ではない。個性のある店として残っていきたい」
肉一筋で約50 年。「シンプルなものをよい素材でつくる」という信念を持ち、すべての食材にこだわり丁寧に作られた隋一の商品たち。気軽にオーダーでき、味わい、感激し、そして気軽にリピートできる価格設定…すべてにおいて安心できる逸品です。

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