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製造者ストーリーインタビュー Vol.002

旨い食材が揃う九州で
開店と同時に連日にぎわう老舗食堂が供する
至宝の佐賀県産「かつ丼」。

創業約50年

御食事処 丸徳

1970 年代に「食事処 丸徳」創業。「食品添加物や化学調味料を使わない料理を」と先代がこだわり作り上げた「かつ丼」「ちゃんぽん」が名物の老舗食堂。

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九州・佐賀県。九州新幹線が開通したことで博多駅からのアクセスもより良くなり、「観光」や「食」目当てに訪れる人が多いエリアです。全国区では「佐賀県にはなにがあるの?」と不思議に思われるのではないでしょうか。
実は、呼子のいか、竹崎がに、佐賀牛、伊万里牛、ムツゴロウ、有明海苔etc…全国的に有名なこれら全部、佐賀県の名物なんです。
佐賀県は玄界灘・有明海に面しているので海の幸も豊富。また、緑豊かな山々や田園など自然にあふれる土地柄のため、美味しい「水」と「土壌」をはぐくむ条件がそろっています。

御食事処 丸徳の周りに広がる佐賀平野の田園風景。

そんな田園風景が広がるのどかな町・佐賀市川副町。この小さな町に、地元民はもとより国内観光客やインバウンドの外国人旅行客などでにぎわう食堂があります。お昼どきは広い店内がほぼ満席。数々の名産品があふれる佐賀県内で、ここまで人々を引き寄せる理由は、⾧く愛され続ける名物料理にありました。

御食事処 丸徳 二代目店主

田中 徳晃

1983年8月29日生

佐賀県出身。先代の父より「丸徳」を継承。現在は「食事処 丸徳」「やきとり兆治」の他、弁当事業( 近隣高校での弁当販売)、冷凍事業を運営。また、総合格闘技のジムも経営しており、多岐に渡って活躍中。

今回、冷凍食品のマーケットプレイスFoodStock(フードストック)に掲載されている商品紹介は、佐賀県佐賀市にある「食事処 丸徳」。
創業約50 年を誇る人気食堂の二代目・田中徳晃(のりあき)代表に、商品に対する思いやこだわりをお聞きしました。

50 年に渡って愛される、
佐賀の恵みが生んだ名物「かつ丼」

御食事処 丸徳の人気定番メニューの「丸徳のカツ丼」

「丸徳のかつ丼」。いまや目当てに訪れる客が絶えない、代名詞ともいえるメニューです。
決して利便性の良い立地とはいえない郊外型店舗で、「かつ丼といえば…」と認知されているのが凄いと思いませんか?

いったいその魅力とは…
代表の田中徳晃さんに単刀直入に訊ねたところ、「約50 年前の創業当時からずっと同じ味・形です。先代からそのまま引き継いているので、⾧年通っている方も多いんですよ」とご謙遜。

子供のころから先代である徳夫氏の手伝いをおこなっていたという二代目・徳晃さん。幼いころから父の味に親しみ、そして父の技を見つめながら身につけていったことで、その味をそのままに継承しています。

「地元のお客様も多いですが、地元出身の帰省客や観光客も。また、近くには佐賀国際空港もありますので、海外からの個人旅行やツアーのお客様も多いですね」
確かに、取材・撮影時はお昼前からおじゃましていましたが、とにかくお客さまの流れが止まりません。働く人たちのお昼休みや、お子さん連れのファミリー、年配の方まで、幅広い層に支持されているのが一目瞭然です。

御食事処 丸徳は開店するとすぐに席が埋まっていき、昼時には待ちが出るほど人気に。

また、「やるからには徹底して、美味しいものを食べてもらいたいと日々思っています」と徳晃さん。先代のころから続く素材へのこだわり、「化学調味料を使わない」いう食事処 丸徳創業からの心得も守り続けています。その熱意や実直さも、愛され続ける「現在」に繋がっていることは間違いありません。

先代から続く佐賀県産の豚肉
誰もが食べやすいスタイルが特徴。

そう、ここまで人気を博すには「丸徳だからこそ」の理由(わけ)があるはず。
そこで、素材や工程などを深掘りしてみました。

かつ丼で使用している豚肉は?
「佐賀県産を使っています。こちらも先代同様です。お子さんやご年配の方も食べやすいよう斜めにカットしているのが特徴ですね」と徳晃さん。

一般的なカツ丼は分厚く切るイメージがあるのだが、食べやすくするためにあえて薄く斜めにカットされている。

「柔らかくて美味しい!」と評判の豚肉は、ツヤのある美しい断面からだけでもその風味が想像できます。
⾧年に渡って付き合いのある、信頼できる業者さんから仕入れているというのも肉質がブレない証なのだろうと納得です。

お米ももちろん佐賀県産
卵は有明海の海苔を食べて育った鶏から。

「卵は同じ町内で生産されているものを使用しています。有明海で獲れた海苔を食べて育った鶏が産んだ卵なんですよ」

有明海で獲れた海苔を食べて育った鶏が産んだ新鮮な卵を使用している

濃い黄色の卵は、そんな贅沢なエサで育った地元・川副町の養鶏場から仕入れています。卵の素材だけではなく、ここまで「ふわとろ」になるのは混ぜ方にも特徴があるのでは?の質問には「それは企業秘密です( 笑)」

カツ丼を作っている調理場。 トロトロの卵が味を引き立てて食欲をそそる。

そして、輝くカツの下には、ふっくらとした御飯。こちらも「抜群に美味しい!」とおすすめするファンの声が多いんです。
「お米も佐賀県産です。こちらはガスで炊いています」
地元のお米を一番いい形で提供する…このひと手間がたまりません。

すべてを繋ぐタレにも先代からのこだわり
九州産の醤油と北海道産・天然羅臼昆布。

さて、すべて地元の自然が育んだ素材ときたら、それらをまとめあげる出汁も気になります。

こちらの出汁は、旨みが引き立つ北海道産・天然羅臼昆布。出汁がよく出ることから、九州の人の味覚にもよく合います。
ほんのり甘めで「箸が進む~」と食欲をかきたてるのは、使用している九州産醤油特有の旨さが活きているからですね。

出汁は「昆布の王様」ともいわれる、北海道産・最高級天然羅臼昆布を使用。

今回発売される「冷凍ちゃんぽん」にも天然羅臼昆布を使用。極上の花かつお、鯖節との融合で生まれたスープにもファンが多い人気商品です。こちらも先代からの味を継承しているんだそうです。

もう一つの定番メニューのちゃんぽん。同じく調理したものを急速凍結をさせて冷凍食品でも味わえる。

2023年2月に製造専門の工場が誕生
自社の人気商品を「冷凍」で届ける理由とは。

「コロナ禍で店舗へ足を運ぶお客様が減ったときに、冷凍食品の開発を考え始めました。〝食べに行きたいけど行けない〟という声にこたえるためには、お持ち帰りや通販なのかな…と」と徳晃さんは当時を思い返します。

約50 年という店舗の歴史もあり、客足はすぐに戻ってきましたが「営業時間外に食べたい人」「佐賀を離れている人」など、足を運べない人たちが「丸徳のかつ丼」を欲する声も多く耳にしました。そこで徳晃さんは一念発起。近隣に製造専用の工場を建設し、冷凍食品に着手しました。

冷凍化にすることで気を付けたことは?
「美味しさをそのまま保てる冷凍技術・DENBA を活用しています。鮮度も保てて細胞を壊さない冷凍機器のため、自信を持ってうちの味をお届けできます」
さらに、
「老若男女問わず、お客様が食べやすいサイズと価格を設定しました」と徳晃さん。

「かつ丼」はこのままの形で電磁波冷凍

「ちゃんぽん」はスープ・麺・野菜ごとに冷凍。

九州の人気店の味を懐かしみつつ食すのはもちろん、初めて「食事処 丸徳」を知った人にも、九州・佐賀県の美味しい食材を楽しんでもらえるのは九州人の筆者としても誇らしい!
佐賀県産の豚肉、卵、米…そしてこだわりの出汁。ここでしか生み出せない地域の恵みを、この機会にぜひご堪能ください。

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